街区の電気は、どこから来る?
建物の中と外をつないで、電力の使い方を見る。
街のシナリオ

架空の街を舞台にした解説です。実在都市の導入実績や災害時の行動指示ではありません。
駅前のビル、住宅、店舗が同時に電気を使う。屋根の発電設備だけに注目せず、使う時刻や調整できる設備まで見てみると、街の電気の別の姿が見えてくる。
まず、仕組みをつかむ
需要の多い時間の使用量を調整するデマンドレスポンスは、建物や家庭も関わる仕組みだ。[1] この街の例では、利用者の都合を確認してから、充電や空調の運転候補を調整する。
流れを理解するための概念図です。実際の構成は用途によって異なります。
一つの場面で考えてみる
図書館は開館中の快適さを優先し、配送車は出発に間に合う範囲で充電をずらす。同じ街区でも設備ごとに条件が異なるため、一つの命令で全部を動かす設計にはしない。
ここは分けて考えたい
発電設備があっても停電中にそのまま使えるとは限らない。必要な機器や運用を別に考える。節約額を示すなら、比較する期間、天候、利用人数などの条件も揃えたい。
読み終えたら、確かめたいこと
- 止められない設備は?
- 調整の責任者は?
- 利用者が断れる?
出典
- [1]Demand Response OverviewBonneville Power Administration
