みらい図鑑 / 03

デザインの仕事に残る、選ぶ理由

案を増やすことと、よい案を選ぶことは別の作業。

仕事の設計例
デザインの仕事に残る、選ぶ理由のテーマを表すイラスト

ここで扱うのは仕事の設計例です。職種の消滅や雇用への影響を予測するものではありません。

色やレイアウトの候補がすぐ出てくると、選択肢は増える。でも、誰に何を伝える画面なのかは自動では決まらない。AIが案を出し、人が比較の軸を持つ進め方を考える。

まず、仕組みをつかむ

利用者と利用状況を踏まえるというAI RMFの考え方[1]を、制作の進め方に当てはめてみる。ここで紹介する比較軸は、編集部が作成した実務上の整理である。

デザインの仕事に残る、選ぶ理由:目的を言葉に → 候補を並べる → 同条件で比較 → 採用理由を残す

流れを理解するための概念図です。実際の構成は用途によって異なります。

一つの場面で考えてみる

たとえば申込画面なら、目立つことよりも、入力の意味と次の操作が分かることを基準にする。候補を同じ文章・同じ画面幅で比べ、キーボード操作と文字の読みやすさも確認する。

ここは分けて考えたい

見た目が似ていても、利用許諾、素材の出所、使う人への配慮は別に確認する必要がある。採用理由を一文で残しておくと、次の修正が好みの議論だけになりにくい。

読み終えたら、確かめたいこと

  • 誰に届ける画面?
  • 何を一番伝える?
  • 選んだ理由を説明できる?

出典

  1. [1]AI Risk Management FrameworkNIST
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